抱っこ法って何?
抱っこ法は、ただ単に「赤ちゃんの抱っこの方法」ではありません。
子どもの「気持ちを抱きしめ、親と子の本来持っている絆を見つけ出すメソッド」です。
30年以上にも渡り、具体的なセッションの実践の中で検証されてきたノウハウなので、その親子らしい子育てをしていくために、子育て支援者が親子をサポートしていくために、実際的に活かすことができるプロセスです。
私は、主に赤ちゃんや小学校入学前の幼児を対象にセッションを行ってきました。
親御さんの相談内容は、次のようなことを中心として様々です。
相談の内容
セッションの内容
親も子供も、心の中に訴えそびれた気持ちがモヤモヤと溜まった時、本来の素敵な親子関係を見失ってしまう事もあります。甘え下手・甘えさせ下手な親子は、どうすればモヤモヤを上手に晴らすことができるのか分からなくなるのは良くある事です。
私たち援助者が、そんな親子の仲立ちをして親子を繋いだり、お母さんと一緒に子どもを甘え上手に導いたり、身体でのやり取りをお母さんに習得してもらったり、お母さん自身のモヤモヤを吐きだして、甘えさせ上手になる手助けをします。
自分を抱きしめ、我が子を抱きしめ、我が子に抱きしめられ、存在そのものを身体と心で受け止められると、その繋がりがお母さんにも子供にも力をくれます。目の前のこの子でいいんだ!この私でいいんだ!と思えるようになります。親子ともども、本来の自分の力を発揮できるようになる道筋を探すのが抱っこのセッションです。
次に紹介するのは、抱っこのセッションを受けた方や、抱っこのお話会に来てくれた方からの感想です。
抱っこのセッションの感想
子どもって本当に親思いなんだなぁと改めて思いました。ママを困らせないように泣くのをガマンしているなんて…。そして、最近、気になっていた「意地になってしまう所」にもどうやって対応していったら良いのかがわかり、かなりスッキリしました。
意地になっている時は、子ども自身も引っ込みがつかなくなっているようなので、私の「大好きだよ」の気持ちも伝えつつ、子どもの話を聞いていきたいと思います。ありがとうございました。
意地になっている時は、子ども自身も引っ込みがつかなくなっているようなので、私の「大好きだよ」の気持ちも伝えつつ、子どもの話を聞いていきたいと思います。ありがとうございました。
泣いている時に手を当てて聞いてくださって安心して泣いて話すことができました。たくさん受け止めてくださって、スッキリとまた前向きになれて、これからの子育てを少し楽観的に捉える事ができそうです。ありがとうございました。
「泣くのが仕事」と泣かせておくのと、「泣くのに応える」甘えさせる方法と、今まで聞いて来たことの良さを両方、取り入れていきたいと思いました。
泣いてスッキリは子どもだけじゃない。大人にもというところが私は、いつ最後に泣いたかな…?今日は、長男、次男2人とも連れてこれて
良かったです。ありがとうございました。
良かったです。ありがとうございました。
お母さんが子どもの言うことを聞くことと、止めることをやってみて、(子供が)止められても不満が残らないのが面白いと思いました。小3の息子は、抱っこを素直にするのが難しいこともありますが、体操を通して、触れ合う方法が分かり、良かったです。下の子もグズグズ言うきっかけ&時間が持てて、ヒントをいただきました。
自分の子育て、自分自身に自信が持てなくて、「これでいいのかなぁ?」っていつも思っていたのですが、子どもたちがとってもママを想ってくれてるとわかって、すこし子育てへの自信が持てました。上の子がパパっ子なので、寂しく感じてたのに、今日は「ママがいいの!」って言って眠りについたのが印象的で嬉しかったです。
「泣く」=「辛い、悲しい、不幸」だと思って、10カ月間思っていました。だから、泣かせてはいけないと思い、泣くとすぐに泣き止ませるのに必死になっていました。今日の話を聞いて、ママの腕の中で泣かせてあげることが、幸せだと聞いて、心のモヤモヤがすーっと無くなりました。今まで張り詰めていたものがなくなりスッキリしました。